新型コロナ感染拡大防止策としての有効策は下記とされてます。
1.手指消毒 2.マスク着用 3.換気の気配り 4.密の回避 5.会食の抑制 6.うがいの励行
これらの有効策の実行は事業を継続していくためにも自身や家族を守るためにも、社会人としての必須事項となっています。患者様を受け入れる院では施術者が完全な配慮を行うことはもちろんのこととして割愛しますが、2020年の冬に考えられる特殊な対策について解説します。
2020年の冬は密を避けるために扉や窓の開放と換気扇の運転を行う事が必須となります。 これを効果的に行いながらブランディング・集客促進・売上確保・感染拡大防止・省エネ・環境保全のためにも実施が必要です。
①湿度計・不快指数計-室内環境の可視化-
行った施策の成果の把握ができないとその後の深堀や継続ができません。 年間を通して使用可能で直感的に視認できるタイプがおすすめです。 冬は湿度が高いと体感温度が高くなるため省エネにもつながります。 また夏は逆に除湿をすることで過度に冷やさなくても涼を得ることができるため常に必要な計器となります。 湿度35%以下でウィルスの活動は活発になるので健康管理のためにも湿度管理はとても重要となります。
②間仕切りカーテン -外気流入防止策-
接触が多い整体院では換気対策の実施の視認性を高めることで徹底した 感染拡大防止策をブランディングにつなげる集客対策をする必要があります。 その一環として入口ドアを開放するのが最も効果的だと思います。 しかしデメリットとして外気の流入により室内温度が低下するため空調負荷が高まり増エネにつながってしまいます。 空調機器の設定温度1℃の増減でコストは10%増減の目安となります。 暖房は冷房よりもコストが高くなるために例年の同月比で30%は増えることが予想され全店規模で試算するとかなりのコストアップとなります。 決して傍観できる額ではないために工夫とともに機器の導入が必須となります。
③エアーカーテンの導入-外気流入防止策-
間仕切りカーテンとの違いは入り口上部に設置することで空気の見えない壁を作ることにあります。 扉部分になにもないために開放感はUPします。 デメリットとしては導入コスト・運転中の機械音・設置作業があります。 メリットとしては美観を保つことがあげられます。 もちろん夏季でも有効です。
④加湿器 -湿度管理-
湿度の上下で体感温度が上下します。 室温が低くても湿度が一定以上あれば体感温度的に寒さが緩和します。 夏季には逆に湿度を低くすることで室温が高くても暑さが緩和します。 したがって必要以上の冷暖房コストを回避する目的で湿度管理を行いコストカットを目指す一方で湿度35%以下になると活動が活発になるウィルスを抑制できるという側面もあり湿度管理はとても重要となります。 外気が25%を下回る冬季において扉を開放する対策を実施する場合には湿度管理を徹底する必要があります。
⑤コンティニウムの導入 -空調効率向上-
空調効率の改善を行う特許品です。 吸気と排気を同時に行う空調機は空気摩擦により生じた静電気が排気の際の抵抗となりコンプレッサー負荷を高めてしまいます。 トルマリンなどの特殊成分を練りこんだマイナス電子を帯びた特殊な樹脂により静電気の発生を抑制することで空気の通りをよくしてコンプレッサ負荷の軽減と熱交換器部分(アルミフィン)へのほこりの付着を防止することで約30%の空調コスト削減が得られる話題の機器です。 https://www.continewm.com/products/ 2019年に特許を取得し効果に絶対の自信を持つコンティニウム社は類似品と一線を画すためにも購入前に必ず試験設置を行います。効果を確認してから販売をするという安心の購入方法もお勧めできる要因です。
外気が流入することによる増エネを最小限にするためにとても有効な機器となります。 エアーカーテンとコンティニウムは夏にも有効ですので投資回収は1年~2年程度です。
CONTINEWMは、エアコンの熱交換を妨げる静電気を除去し、無駄な電力消費をなくします。
そのメカニズムは2通り。
【その1】
エアコン内の熱交換器(フィン)および樹脂製パネル(絶縁体)は、ファンの回転に伴う空気との摩擦により静電気が発生し、プラスに帯電しています。エアコンが帯電すると、空気の流れが本来意図していたものにならず、熱交換効率が低下します。すなわち、プラスに帯電した空気が熱交換器やパネルを通ると斥力(反発力)が作用し、空気は表面から離れていきます。すると、熱の伝導率が低くなり、熱交換効率が悪化します。
常にマイナスに帯電しているCONTINEWMはプラスの電荷発生を抑え、無電荷状態の空気に変えます。このことで、エアコンは静電気の影響を受けず、本来意図していた熱交換効率を発揮することができます。
【その2】
空気中に漂っているホコリは、ほとんどが静電気を帯びていて、帯電している物質にくっつきます。ホコリがエアコンに吸い込まれると、空気との摩擦によって帯電している熱交換器(フィン)に付着し、溜まっていきます。(左図)これが、熱交換効率悪化の原因となります。
ところが、CONTINEWM装着後は【その1】によりフィンが帯電しないためホコリが付着しにくくなります。(右図)したがって、エアコンは本来意図していた熱交換効率を発揮し、無駄に消費していた電力を回復することができます。
⑥サーキュレーター -空調効率向上-
分子の軽い暖気は屋内空間の上部に留まります。 来院された患者様が施術を受ける床に近い部分は常に冷たいゾーンとなります。 上部にあるエアコンの吸い込み口で室内温度を計測して設定温度に向かって運転するため、上部の暖かい室内空気を吸い込んで停止してしまいお客様のいらっしゃる位置での必要温度との実際の温度の乖離が埋まることはありません。 どうしても冷たくなってしまうために設定温度が上がってしまいます。 設定温度1℃のUPで10%の増エネとなってしまうのが通常です。 逆に1℃の省エネで10%の削減効果を得ることができます。 これを防ぐためには室内温度を平準化する必要があります。 冬季はサーキュレーターを上向きにしてビリヤードの玉が壁に当たって方向を変える原理で床方向に暖気を掻きまわします。 冬には必ず必要な製品のひとつです。
暖房の場合は、部屋の隅からエアコンに向けて対角線上にサーキュレーターを設置することで、天井付近に留まっている暖気を循環させ、空気を効率よく動かすことができます。対角線上に設置できない場合は、真上に向けて風を送ることで空気が循環します。
まとめ
これまでに産み出した差益を利用してなるべくスタッフの労力をかけずに省エネ活動を推進する必要があると思います。 新型コロナ感染拡大防止策のために増えるエネルギーに対しては最小限の投資を行い経費増加を食い止めることが最善策と考えます。そのため「省エネ革命」としては珍しく機器の紹介を優先して推奨いたします。