整体院の現状調査と有効策

空調機種内容

院の空調機器は70%が天カセ型の4方向であるということがわかりました。
20坪~50坪の院内を効率的に空調コントロールするには壁型より良いという事だと思います。 
この設備により室内の位置による温度差が少なくなるメリットがあります。

壁は吹き出し口からの距離に応じて効率が変化するために位置による差異が多くなります。
機器の効率を向上させるためにはコンティニウム、空調効率を高めるためにハイブリッドファン、サーキュレーター、扇風機の同時使用が有効です。

フィルター清掃頻度

室内環境に左右されますが2週間に一回がベストが一般的です。 6割が合格点となってます。 カビやにおいの原因にもなりますのでお客様満足度の向上のためにも最低毎月一回をルールとして定着することで削減とともに環境改善につながります
<対策>
アンケートの結果から鑑みると特に決められたルールがあるわけではなくて週に二回からしたことがないまで多岐に及ぶ結果となってます。 環境整備点検の項目に入れるなどして適正なルールに基づくことによって確実な成果が得られると思います。 逆にルールに入れなければ削減は進まないと思います。


【ルールの策定 】 ⇒【成果の可視化】⇒【優秀者を褒章・落第点を指導】

冬季の室温設定

国が求める推奨温度は20℃ですが22℃を提唱してます。 1℃の緩和で10%の電気料金の削減が目安となってます。 90%の院が23℃以上の設定になっているために22℃以下でお客様から寒さでクレームが来ないようにする工夫が目標になります。 設定温度を下げて院内が寒くなってしまっては本末転倒です。 我慢せずに削減する道の解明が必須です。
<対策>
*サーキュレーター・ハイブリッドファンの併用
*扉の開放ルールの策定
*二重窓
*コンティニウムの導入
*灯油ストーブの導入
*加湿器の導入
*コンティニウムの導入

暖気は天井部分に留まるために何も対策をしなければ22℃の設定では施術の際の患者様も位置では20℃前後の空間となり寒く感じる方も多いかと思います。 更に新型コロナ感染拡大防止策としてタオル掛けを控えるなどの場合にはなおさらです。 何度もブログで紹介してますが室温設定の標準化を急ぐ必要があります。 
【サーキュレーターorハイブリッドファン】⇒【コンティニウムの導入】が有効です。

夏季の室温設定

国が求める推奨温度は26℃ですが25℃を推奨してます。 86%の院が努力対象になります。 扇風機との同時使用などで体感温度を下げるなどの工夫で緩和は可能と思われます。 設定温度を上げて院内が暑くなってしまっては本末転倒です。 我慢せずに削減する道の解明が必須です。
コロナ前から指摘しておりましたが扉の開閉ルールが決められてないために集客を促すためにという理由で扉の開放をしている院が多かったです。 
衝動的な理由での来院の可能性はとても低いと思いますので締め切っていても集客が落ちることは考えられません。 扉を閉めていないことにより夏の暑気が容赦なく入り込み空調効率を著しく低下させてました。


<対策>
*扇風機の併用
*日射の侵入の防止
*扉の開放ルールの策定
*二重窓
*室外機の遮熱措置

*除湿器の導入
*コンティニウムの導入

冬の空調の省エネ対策ベスト5

2020年~2021年の冬はラニーニャ現象の影響で記録的な暖冬だった前年と比較して大雪を伴う厳しい寒波に襲われる可能性が高いとの予報が出されております。 空調機器の効率を上げる対策を下記しますのでできるところから始めて電力コストの最適化を目指してください。
 整骨院・オフィス・物販店舗・ご家庭など多くの場面で有効な対策です。

①空調機器のフィルターの清掃 
フィルター清掃を適正に行うことは空調機器の効率の向上対策として最優先事項です。 正しい手順と方法が紹介されてるサイトを検索しましたのでご参照ください。 
暮らしのマーケットマガジン
エアコンのフィルター掃除|水洗いで簡単に!重曹を使ってしっかり掃除!

壁掛け型クーラーのフィルター清掃の一例です。 フィルターを取り出す!!
この部分を押し上げる形で取り外します。
埃のたまり具合から1~2週間に一回の清掃が必要です。掃除機で吸い取るだけの軽作業です
空気の通りをよくすることで電力消費を少なくすることが可能です

②開口部からの寒気の流入防止策を講じる
冬は開口部(出入口や窓)から暖気を58%放出してしまいます。(図参照)

開口部から熱が58%逃げていきます。換気は感染拡大防止策として必要悪として目をつむりたいとことなのですが扉と窓の開口部は防止可能です。 上下図ともに参照サイト マド本舗
せっかく暖房して暖めた空気も、窓の断熱性が低いと窓辺で空気が冷やされたり(コールドドラフト現象)、すき間から冷気が入り、その冷気が足元にたまってしまいます。足元までポカポカ暖かくするためには、窓の断熱性を高め窓付近の気温を下げないようにすることが効果的です。

これらの問題を解消するためには、開口部を透明カーテンにより遮って空気層を作り熱の放出を防ぐことが有効な対策となります。

断熱カーテンライナー アマゾンサイトから引用
カーテンの内側に設置することで熱の流出入を防止します。

③サーキュレーターにより室内温度の平準化を目指す

サーキュレーターの有効性については再三ブログで配信してますのでご参照ください。

冬は上部に向けて風を送って上部に溜まる暖気をかき混ぜる

④湿度コントロールをする。
湿度が高くなると体感温度は高くなります。 逆に乾燥が進むと肌寒くなってしまうので従来のストーブに夜間を乗せて蒸気の湯気を得るのはとても理にかなった暖の獲り方でした。 石油ストーブの場合にはヤカンをかけるなどは今でも変わらずの得策ですが、エアコンの場合には加湿器が必要となります。
 湿度と気温のバランスを把握して適当な湿度を狙って暖房対策を行うことがとても重要になります。

45%~65%の狭いゾーンに収まるように湿度コントロールが健康と省エネに直結します。

⑤ワームビズを行う。

 機器などを使わずに居室内にいる各人が自身を機能性下着、電気毛布、電気カーペットなどで温めることでベースとなる空調の設定温度を緩和するのが狙いです。 決して根性論で寒さに耐えろと伝えているわけではありません。

参考サイト  ウォームビズ ポカポカゼミナール

まとめ

「的確なメンテナンスのルール作り」
「熱の放出防止」
「効率向上グッズの導入」

 寒さに耐えて作業を行うのは精神的にも肉体的にもストレスが増えてしまうので非効率的です。 コストがかからないメンテナンスを特に強化して乗り切ってください。 やり方次第で2割~3割の空調コスト削減が可能です。

整骨院の冬の対策 -省エネに効果的な機器-

新型コロナ感染拡大防止策としての有効策は下記とされてます。

 1.手指消毒 2.マスク着用 3.換気の気配り 4.密の回避 5.会食の抑制 6.うがいの励行          

これらの有効策の実行は事業を継続していくためにも自身や家族を守るためにも、社会人としての必須事項となっています。患者様を受け入れる院では施術者が完全な配慮を行うことはもちろんのこととして割愛しますが、2020年の冬に考えられる特殊な対策について解説します。

 2020年の冬は密を避けるために扉や窓の開放と換気扇の運転を行う事が必須となります。 これを効果的に行いながらブランディング・集客促進・売上確保・感染拡大防止・省エネ・環境保全のためにも実施が必要です。

①湿度計・不快指数計-室内環境の可視化-

直感的に見やすいものがおすすめです。

行った施策の成果の把握ができないとその後の深堀や継続ができません。 年間を通して使用可能で直感的に視認できるタイプがおすすめです。 冬は湿度が高いと体感温度が高くなるため省エネにもつながります。 また夏は逆に除湿をすることで過度に冷やさなくても涼を得ることができるため常に必要な計器となります。 湿度35%以下でウィルスの活動は活発になるので健康管理のためにも湿度管理はとても重要となります。

②間仕切りカーテン -外気流入防止策-

接触が多い整体院では換気対策の実施の視認性を高めることで徹底した 感染拡大防止策をブランディングにつなげる集客対策をする必要があります。 その一環として入口ドアを開放するのが最も効果的だと思います。 しかしデメリットとして外気の流入により室内温度が低下するため空調負荷が高まり増エネにつながってしまいます。 空調機器の設定温度1℃の増減でコストは10%増減の目安となります。 暖房は冷房よりもコストが高くなるために例年の同月比で30%は増えることが予想され全店規模で試算するとかなりのコストアップとなります。 決して傍観できる額ではないために工夫とともに機器の導入が必須となります。

突っ張り棒で短冊状のカーテンで仕切るだけで一定の効果が期待されます
DIY感覚で自店での取り付けが可能です。
間仕切りカーテン アマゾンサイト

③エアーカーテンの導入-外気流入防止策-

間仕切りカーテンとの違いは入り口上部に設置することで空気の見えない壁を作ることにあります。 扉部分になにもないために開放感はUPします。 デメリットとしては導入コスト・運転中の機械音・設置作業があります。 メリットとしては美観を保つことがあげられます。 もちろん夏季でも有効です。

④加湿器 -湿度管理-

 湿度の上下で体感温度が上下します。 室温が低くても湿度が一定以上あれば体感温度的に寒さが緩和します。 夏季には逆に湿度を低くすることで室温が高くても暑さが緩和します。 したがって必要以上の冷暖房コストを回避する目的で湿度管理を行いコストカットを目指す一方で湿度35%以下になると活動が活発になるウィルスを抑制できるという側面もあり湿度管理はとても重要となります。 外気が25%を下回る冬季において扉を開放する対策を実施する場合には湿度管理を徹底する必要があります。            

冬は45%以上を目指してください。外気は30%を下回ります。
湿度計や室温計 タイマーなどが分かりやすい製品が良いと思います。
5%の改善が望めます。 1000円程度ですがこれを数個おくのであれば加湿器がおすすめです。

⑤コンティニウムの導入 -空調効率向上-

 空調効率の改善を行う特許品です。 吸気と排気を同時に行う空調機は空気摩擦により生じた静電気が排気の際の抵抗となりコンプレッサー負荷を高めてしまいます。 トルマリンなどの特殊成分を練りこんだマイナス電子を帯びた特殊な樹脂により静電気の発生を抑制することで空気の通りをよくしてコンプレッサ負荷の軽減と熱交換器部分(アルミフィン)へのほこりの付着を防止することで約30%の空調コスト削減が得られる話題の機器です。            https://www.continewm.com/products/                  2019年に特許を取得し効果に絶対の自信を持つコンティニウム社は類似品と一線を画すためにも購入前に必ず試験設置を行います。効果を確認してから販売をするという安心の購入方法もお勧めできる要因です。           

50㎝角で天カセのフィルターの上に設置します。 壁型の場合には半分に切ります。

外気が流入することによる増エネを最小限にするためにとても有効な機器となります。 エアーカーテンとコンティニウムは夏にも有効ですので投資回収は1年~2年程度です。   

フィルターの上に置くだけ の天カセタイプの設置イメージです。

CONTINEWMは、エアコンの熱交換を妨げる静電気を除去し、無駄な電力消費をなくします。
そのメカニズムは2通り。

【その1】

エアコン内の熱交換器(フィン)および樹脂製パネル(絶縁体)は、ファンの回転に伴う空気との摩擦により静電気が発生し、プラスに帯電しています。エアコンが帯電すると、空気の流れが本来意図していたものにならず、熱交換効率が低下します。すなわち、プラスに帯電した空気が熱交換器やパネルを通ると斥力(反発力)が作用し、空気は表面から離れていきます。すると、熱の伝導率が低くなり、熱交換効率が悪化します。

常にマイナスに帯電しているCONTINEWMはプラスの電荷発生を抑え、無電荷状態の空気に変えます。このことで、エアコンは静電気の影響を受けず、本来意図していた熱交換効率を発揮することができます。

【その2】

空気中に漂っているホコリは、ほとんどが静電気を帯びていて、帯電している物質にくっつきます。ホコリがエアコンに吸い込まれると、空気との摩擦によって帯電している熱交換器(フィン)に付着し、溜まっていきます。(左図)これが、熱交換効率悪化の原因となります。

ところが、CONTINEWM装着後は【その1】によりフィンが帯電しないためホコリが付着しにくくなります。(右図)したがって、エアコンは本来意図していた熱交換効率を発揮し、無駄に消費していた電力を回復することができます。

⑥サーキュレーター -空調効率向上-

分子の軽い暖気は屋内空間の上部に留まります。 来院された患者様が施術を受ける床に近い部分は常に冷たいゾーンとなります。 上部にあるエアコンの吸い込み口で室内温度を計測して設定温度に向かって運転するため、上部の暖かい室内空気を吸い込んで停止してしまいお客様のいらっしゃる位置での必要温度との実際の温度の乖離が埋まることはありません。 どうしても冷たくなってしまうために設定温度が上がってしまいます。 設定温度1℃のUPで10%の増エネとなってしまうのが通常です。 逆に1℃の省エネで10%の削減効果を得ることができます。 これを防ぐためには室内温度を平準化する必要があります。 冬季はサーキュレーターを上向きにしてビリヤードの玉が壁に当たって方向を変える原理で床方向に暖気を掻きまわします。 冬には必ず必要な製品のひとつです。

暖房の場合は、部屋の隅からエアコンに向けて対角線上にサーキュレーターを設置することで、天井付近に留まっている暖気を循環させ、空気を効率よく動かすことができます。対角線上に設置できない場合は、真上に向けて風を送ることで空気が循環します。

まとめ

これまでに産み出した差益を利用してなるべくスタッフの労力をかけずに省エネ活動を推進する必要があると思います。 新型コロナ感染拡大防止策のために増えるエネルギーに対しては最小限の投資を行い経費増加を食い止めることが最善策と考えます。そのため「省エネ革命」としては珍しく機器の紹介を優先して推奨いたします。

やってはいけないドライ方式-冷房の省エネ

拠点巡回などを行っているとクライアント企業の複数のスタッフから
「ドライ運転の方が冷房運転よりお得だって聞きました‼」とか
「ドライ運転の方が電気料金が高いって聞きました‼」
と相反する意見が飛び交うことがあります。 
スタッフ間で小競り合いとなり正解を求めて私の巡回を待っていたという状況のようでした。 「どっちが正しいのですか?」という問いに
「どっちも正しくて どっちも間違ってます‼」という私の回答に困惑するスタッフの図が散見されるために記事にしようと思いました。

解説します。 
ドライ運転には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」という二つの方式があり電気料金の比較で言うと少ない方から弱冷房除湿>冷房>再熱除湿の順序となります。
ドライ運転方式を確認する前の段階では明解な回答ができずどちらも正解となってしまうということを意味してました。

https://news.line.me/issue/oa-weathernews/3a9397a218b6?utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none  から引用
https://ameblo.jp/auckland5go/entry-12304817643.html  から引用

<ドライ方式の見極め方法>

ドライ運転の方式により上記の図のように同じドライ運転でも3.6倍以上の電気料金の違いがあるということを把握したスタッフから
「弱冷房除湿にするにはどうすればいいんですか?」との質問が相次ぎましたが残念ながら方式を変更することはできません。
ガソリン車とディーゼル車のようにエンジンが違うととらえてください。   
ドライ方式が「再熱除湿方式」搭載の機器で「弱冷房除湿」を行うことは不可能です。
 無駄な電気料金の増加を防ぐためには、ご自宅も含めて自身の担当する施設に配備されている空調機器のドライ方式を把握することがとても重要です。

*ドライ運転に運転設定⇒室温設定が可能   <再熱除湿方式>
*ドライ運転に運転設定⇒室温設定が不可能  <弱冷房除湿方式>

リモコン設定でドライ運転を選択した際に室温設定ができるかどうかで判断してください。

「弱冷房除湿方式」は室温設定ができません。
https://www.daikinaircon.com/shopoffice/products/indoor/urusara_zeas/  から引用

的確な運転を選んで最適な消費エネルギーで涼を得ることを是としてクレバーな冷房運転を心がけてください。

工場・倉庫の熱中症対策-5種類の比較検討事例

地球温暖化が叫ばれる中この数年の酷暑は死者が出るほどのスケールとなってしまっています。 多くの倉庫や工場の屋根に使用されている折半屋根ですが夏季の直射日光において60℃以上まで表面温度が上がってしまい輻射熱として屋内の天井面から最上階の床に向かい遠赤外線を伴って降り注ぐことになります。  遠赤外線は芯まで届いて温かくする性質があるために湿度や体調などとリンクすると容易に熱中症を招く労働環境を作り出す危険性が高いことを意味します。 工場長をはじめとして経営層も熱中症対策は無視できる問題ではありません。 劣悪な環境により離職率があがり人材確保ができずに事業継続が困難というデメリットが容易に想定できるのが現状だからです。   

2019年は2018年より増加してると推測します

改善には設備投資として多額のコストがかかりますが、多くの対策がある中でなにがベストなのかは多面的な要因から検証をしなくてはならなくて文字通りケースバイケースです。 メーカーに聞いても自社製品を推すのは当然なので公平性にかくために本ブログを参考にしていただけましたら幸いです。


「それでは最適な対策について考察したいと思います。」

ケースデータとして弊社が請け負った下記のケースを題材にいたします。

<建物データ>
所在地:神奈川県 

建築物概要:2階建倉庫
      屋根高10m 
      屋根面積530㎡
      折半屋根
      1F工場(金属加工業)
      2F倉庫&事務所
背景概要 :賃貸物件
      隣接地に他社の倉庫あり
      従業員駐車場が隣接
      周囲に一般住宅
相談内容 :2階倉庫を業務拡張に伴って倉庫に改造を希望
      夏季には40℃を超える悪列環境の改善 

施設の形状・立地・業種・築年数・用途等の条件によって対策は数多くあるためにこのブログでは5つの手法について解説します。 条件に応じて最適な手法を行い事業継続性を高めていただければ幸いです。

5つの手法の解説

「折半屋根に断熱の提案を・・」との依頼でしたが飛散防止ネットや足場のコスト、作業人件費等からトータルで見た場合には天井面に断熱シートを設置するのが一番効率が良いと考えました。
これは本案件についてのケースなので個々の手法についてメリットデメリットを解説します。

第1位 キープサーモウォール 遮熱材設置(天井部分)

折半屋根への対策のご依頼だったために屋根への対策を探していましたが足場代が施工のために100万円近くかかってしまうことが壁となりました。  塗装に関しては近隣住宅などへの配慮を考えると飛散防止ネットが必須となり作業日数も増えてしまいます。 そして梅雨前に決断して発注するには連休前には確定しなければならず、3月中旬に依頼を受けて1ヵ月弱ですべてを決めなければならないというスピード感の伴うものでした。 その点、屋内の作業ならば少しだけ熟慮の時間が得られることと足場が不要であり効果も確約できる内容であり、施工に向いた環境下であったことにより僅差でしたが採用となりました。

http://www.eyebec.co.jp/news/detail/41

天井部分に配管があったりするケースだと作業が大変になり不向きになりますが該当案件のケースにおいてはとても短期間で施工が可能なマッチする案件だったことが採用に寄与しました。

第2位 冷えルーフ 遮光シート設置(屋根)

直射日光を遮ることと通気をよくして風で冷やす相乗効果により夏の日射から守るとともに冬は結露を防ぐという内容です。  短工期で設置が可能であること、施工例がとても多くていろいろな手法との比較を行っていて比較実証実験データを開示しており、とても理にかなった製品だと感銘を受けました。 屋根に施工するというアプローチでは最上位の施策となりました。

http://www.308-al.co.jp/environment/about/

メーカーによると大丈夫とのことですが強風により破損や飛散してしまうのでは?という疑念が残るのが台風19号での悲惨な事故を目の当たりにした2019年が記憶に新しい施主様の懸念が天井への施工を優先させる結果となりました。   天井が配管などの理由で施工困難で作業日数が増してコストUPになるケースであったらこちらの採用になっていたと思います。 台風などの被害により破損した場合でも5年間保証があるということ、賃貸契約終了時には取り外して移設や二次利用が可能というのはキープサーモウォールとともに優れたメリットだと考えました。

第3位 サーモバリア 遮熱材設置(屋根)

本案件は2018年の熱中症対策展で出展していた有効策を発信したブログに対しての訪問者からの案件でしたが、当初はサーモバリアへのお見積り依頼でした。  他の内容も比較対象として提案して施主様にとっての最適策をともに検討したいと考えたために今回のベスト5の発信となりました。 よい製品ではありますが、屋根部分を高圧洗浄するためや傾斜している形状を考えると全面に足場を組む必要がありコストUPにつながることがデメリットになりました。 

https://www.e-lifetech.com/

第4位 遮熱・断熱塗装 SLコート(屋根)

とてもポピュラーな手法です。 宇宙ロケットが大気圏外に出る際に突端に積載している精密機器が高温で機能不全にならぬように塗っている塗料と同様のメカニズムで断熱することで直射日光によって温まった屋根の熱を建物内部に輻射熱として招き入れることを防ぎます。 断熱だけであると熱を内部に蓄熱してしまいそれが輻射熱となってしまうために本製品は双方の特性を持った塗料となります。 残念ながら、初期段階での高圧洗浄作業の際と三度塗りする塗料の飛散防止のために昇降足場とともに飛散防止ネットの設置が必須となるのが、近隣に住宅地や他社の倉庫、従業員駐車場で囲まれている今回のケースにはアンマッチでした。

https://www.painting.jp/sl-coat.htm

第5位 屋根クール スプリンクラー設置(屋根)

屋根にスプリンクラーを設置して水の気化熱を利用して折半屋根を冷やして涼を得るという施策です。 地下水利用でないと水道代(上水道)がかかるためにポンプの電気代とともにランニングコストがかかるという理由と夏季のみしかメリットがないことによって5位となりました。 

https://www.yanecool.com/strong/comparison.html

まとめ

5つの方法はどれも有効策であり選択するには様々な角度から吟味する必要があります。 今回は倉庫が賃貸物件だったということから退去時には他でも移設して再利用できる施策が上位となりました。 

<決定条件項目>
施設用途
形状
築年数
高さ
周囲環境
業種
施工目的
性能
価格
ランニングコスト
耐用年数
製品保証
移設の可否
有事の保障

案件ごとに公平なアドバイスをしたいと考えておりますのでお悩みの企業の方はご相談願います。

太陽光発電の現状

太陽光発電システムがFITの終焉を迎えて新たなフェーズに入ってきた。

国は再生可能エネルギーの促進のために2012年にスタートしたFIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)で20年間などの長期間にわたり電力会社に売電ができる制度を設けてきた。 これにより安定的な利回りを頼りに多くの投資家の投資材料として人気を博していた。

<FIT価格の変遷>

2012年40円/kwh

2013年¥36/kwh

2014年¥32/kwh

 
2015年¥27/kwh

 
2016年¥24/kwh

 
2017年¥21/kwh

2018年¥18/kwh

と現在では一般価格より落ち着いてしまっている。

また、普及に伴い技術の革新とコストダウンが進みメリットは少なくなったがコストも少なくなったために投資回収は7年間前後ということであまり大きな変化はなく堅調な投資案件として確固たるものとなっている。

特筆するのは運用方法が電力会社への長期にわたる売電から日中などの自家消費に変わってきている点である。 電力料金は震災後に約30%の値上がりがしていて企業の経営状況に重くのしかかってきている。 これは今後も続き原発の再稼働が許されない状況の中、下がる見込みはないと考えるのが常識となる。

安く買いたたかれる売電価格よりも電力会社の電気代を是正するために発電した電力を自家消費することでデマンドを下げることに寄与している。 余剰電力を蓄電池などで蓄積しておいて曇天等の際に使うことで基本料金を2割3割緩和することが可能となりこれが投資回収にとても有効策となっている。

脱FITの太陽光発電としては蓄電池と合わせて使用することによる自家消費型太陽光発電で根強く居場所がある投資案件といえる。

工場・倉庫の暑さ対策 ベスト5

数多にある工場・倉庫の暑さ対策の中で何を採用するかについて悩まれる方がほとんどだと思います。「作業効率の向上」「熱中症防止」「離職率の低減」 「省エネルギー」と施策による効果はとても多いのですが多額の経費を伴うために失敗が許されず情報収集に努められている企業の方に考え方のヒントを発信します。

弊社の成果報酬型省エネコンサルティング「省エネ革命」は経費の発生する機器の購入の前に徹底した運用改善指導を行い現在の使用状況から無駄な部分を見つけて削減益を見出したうえで効果的な機器の購入に進むのを是としております。 お金をかけてメリットがあるのは当たり前のことなのでまずはお金をかけずにできることを外部からの目で開発しますのでお問合せ下さい。

省エネ革命のコンテンツ紹介動画はこちらです

「省エネ革命は」2019年省エネルギー大賞 大賞候補にノミネートされました。

<折半屋根で高天井の形状の工場・倉庫への対策>

特に工場や倉庫など高天井で空調機器の設置が効果的でではない施設に有効な対策です。

4mを越える高天井の折半屋根は真夏の太陽に照らされて70℃近い温度まで上昇します。 問題となるのは輻射であって遠赤外線が熱せられた天井面の熱を室内に伝えてしまいます。 これを防ぐために。。

多くの関連の展示会を歩いてきた私がレポートします。

対策1:スプリンクラーで水を噴霧して屋根自体を冷やす

<屋根クール>

株式会社カーネル

省エネEXPO2018で拝見しました。

シンプルですが材工込みの価格がリーズナブルに感じました。

また、ここには画像がありませんが空調室外機周辺に設置することで気化熱の冷却効果により熱交換機(アルミフィン)周辺の熱を緩和して空調効率を高める(-10%~-15%)

*こちらの技術として特記するものとして空調機に対しては雨水を溜めて噴霧するというシステムが別売であります。 水道水はカルキが入っているためにアルミフィンに付着して悪さしてしまう可能性が高いのですが雨水ではこれはおこりません。 別売のユニットの価格は不明ですが同じ理由で井水も有効と思いました。

豪雪地帯であれば冬季には融雪のためにも利用が可能となり雪降ろしの作業が軽減される二次的効果もあると思い上位となりました。

対策2:遮熱シートなどを屋根に貼る

<サーモバリア>

省エネEXPO2018で拝見しました

株式会社ライフテック

遮熱塗装や風を通して空冷を促すシートなどは数多く存在します。

この製品の良さは材工コストが2000円/㎡台とリーズナブルなところです。  アルミ製品であること10年以上の長期寿命があることなどでも十分に通用すると感じました。

上図の解説のように熱が伝導<対流<輻射の順番で伝わり方が増加します。

伝導や対流は遮ることで止められますが輻射は熱の高いところから低いところに向かうので容易に止めることは困難となります。

屋根部分をアルミで覆うことにより輻射を寄せ付けず内部への熱の侵入を99% カットすることで室内温度の向上を防止します。

対策3:ミストの噴霧による気化熱冷却

環境展・ENEX2018などで拝見しました。

<クールミストline>

東横サポート有限会社

工場内などにおいて作業環境の健全化を含めて作業効率を高める目的で用いる大作です。 クリーニング工場・リネン工場など常時劣悪な環境における作業を余儀なくされる工場においての導入がおすすめです。

街角でも時折噴霧しているのを体感したことがあると思いますがそれです!!

お値段もリーズナブルでした。(30000円前後/機)

対策4:水冷ファンクーラーの導入

株式会社フナボリ

省エネEXPO2018をはじめ多くの展示会で拝見しております。

倉庫などに有効な対策となります。 定点での作業があり、風に飛ばされないような作業の場合には特に導入が可能となります。

水の蒸発の際に起きる気化熱を利用したファンなので室内温度-5℃と風による体感温度の低下-2℃~-3℃を加算すると-7℃~-8℃の涼を一般の空調機の10分の1のコストで得ることができる優れものです。

真夏の輻射熱で溜まる倉庫内の空気は劣悪な環境を産みます。 前述のように熱は高いところから低いところにそして高所から低所へと伝わりやすいからです。

送風機と排気ファンを設置することで環境改善を行います。

ラインナップも豊富です。

対策5:空調服・冷却ベストの着用

りょうざい屋

炎天下での作業や空調機器の設置が不可能な場合で有効と思われる対策である。

4~5時間の涼を得られるという触れ込みであるが2時間以内に効果がなくなってしまったという意見もあり環境や作業内容により有効時間は短縮するものと思われる。 3800円/セットの本製品は同様の製品と比較してリーズナブルと言える。

前後に装着して着用して同数の変えパックを冷凍庫にて保存して置き効果がなくなった際に交換して長時間の作業時間でも対応できるようにする必要がある。 冷蔵庫完備の場所でないと長時間の冷気の維持が困難になるデメリットがある。

数多くある中でのベストを選択するには吟味が必要かと思います。 弊社は成果報酬型の省エネコンサルティングを行いますのでお客様のメリットの向こう側にのみ弊社の利益が存在するためにメーカーフリーでアドバイスを行います。

この他にも多くのケースに応じた有効対策がありますので発表していきますのでご期待ください。

削減成果報酬型省エネコンサルティング「省エネ革命」のコンテンツ紹介

トランプ政権 パリ協定の離脱を発表

予想通りの結末となった。 調和や地球環境改善などの全体論よりも自国の利益だけを最優先して最強の国を作ると宣言しているトランプ政権はTPPに引き続きパリ協定の離脱を発表してしまった。

中国に続きCo2排出大国第二位の米国がこの協定から離脱するデメリットはあまりにも大きい!! これにより米国は制限なくCo2を排出することで彼の言うアメリカズファーストを実現しようとするのか。。自らの信仰だけを根拠としてテロを繰り返すISと同様に世界的な観点から見たらならず者としては同じレベルであると思う。

もともとパリ協定は中国と米国の2トップが批准したということにとても深い意味合いがあったために、米国に引き続き中国が離脱を発表するような事態に陥ると形骸化が著しいものとなってしまう。

とても残念でならない

6回目の3月11日

6回目の震災の日を迎えた2017年3月11日は穏やかな天候に恵まれた一日でしたが時折吹き付ける強めの北風は春の到来にはやる気持ちを制するに十分なものとなりました。

 

 

この6年間の省エネ業界を取り巻く身近な特記事項を思いつくままに下記します。

 

*LED照明器具の必要性の浸透、ノーベル賞の受賞

震災前は価格も高価でスペックも良いものがなかったLEDですがこの6年で価格は70%~80%下落して高スペックでロープライスが実現しており、数か月で投資回収が可能な電灯が多くなりました。 小林教授のノーベル賞の受賞により一躍メジャーなものと定着したことも手伝って家庭にまでLED化の波が押し寄せてきました。 現状において30%の浸透率で2020年までにかなりの回収需要が見込まれると言われます。

メーカーも淘汰の時代を超えてこれまでの失敗を豊富に乗り越えた経験でもまれた企業が生き残ってるので安く大量に出回るには気が熟した感があります。

 

*建築法の改正により25年度省エネ基準に準拠が建築申請時の必須事項となる

省エネ手法としては一流の日本も建築分野、特に断熱性能分野においては3流の域を出ません。 熱の流入を防ぐためには断熱材や開口部の部材変更が必要になります。

国土交通省がここにメスを入れて建築基準を変えたこと、2030年までのZEH100%目標など高い目標を掲げたことは意義があると思いますが、世間には全く浸透していない現状を鑑みると道のりは険しいと思わざるを得ません。

 

*Co2 排出量削減の努力目標として2013年度対比で―26%を安倍首相が宣言

2015年パリにおいて安倍首相は宣言をして国としてのエネルギー問題への厳しい姿勢で臨むことを世界に向けて発信しました。

これを受けて各行政は助成金や補助金などの整備を進めて問題解決に挑んでる姿が数々の政策発表から窺えます。

 

*アメリカ・中国が削減目標に批准

経済発展を最優先して環境保護については二の足を踏んでいた二酸化炭素排出量のトップ2をはじめ全世界が一丸となり改善に向けて努力することになったことはこれまでにない画期的なことでした。 トランプ政権はオバマ政権のこの判断に対して懐疑的と見方がありますが、是非推し進めることはなくても交代することの内容に努力してもらいたいと考えます。

*水俣条約に批准2020年までに水銀含有製品の製造・流通・輸出入を制限

オフィス・倉庫・教育施設・金融機関・行政機関のほとんどにおいて使われているのが水銀含有製灯具です。 水銀灯・蛍光灯がこれに値します。 2014年に九州の水俣で開催された世界会議で「水俣条約」として水銀含有製品の製造・流通・使用を制限する国際条約に日本は署名を行いました。 このような重大事項が大々的に報道をされないことに強い疑問を禁じえません。 TVの地上波の時と同様の宣伝が必要と思います。

圧倒的に効率が悪いことを理由に白熱灯の製造が国内で行われていないのも消費者にはなじみ薄い情報であるのが現状です。

 

*2016年4月より電力小売り自由化スタート

東京電力以外に700社を超える電気小売企業が登録を行いました。 その中で約300社が現実的に稼働しており10%くらいが稼働しているのではないかと予想します。

これまでの独裁的な事業を行っていた東電をはじめとした各社に対する信頼度はとても高く契約を新電力企業に変更したのはこの一年で10%に行っていないのではというくらいの感触です。 契約先の最適化は省エネとは無縁ですが消費者にとってノーリスクハイリターンなので必ず行うべきと各所で力説しております。

 

原子力発電所の非稼働により電気代は上がり続けており、今後も上昇傾向に歯止めは打てないというのが有識者の見解です。

原子力発電所の再稼働は織り込み済みのエネルギーミックス目標が1昨年に発表されておりますが、私見としては洋上風力・地熱発電などの再生可能エネルギーを国策として全面的にバックアップして化石燃料に左右される経済状況からの脱却が必要と考えられます。

 

毎年この日を基点として新たな目標をもって業務に励みたいと考えてます。

 

被災された全ての方にお悔やみ申し上げます。

一助になれるように全力を尽くします。

 

2017年3月11日

株式会社 コンシェルジュ 代表取締役 小嶋卓二

省エネの意義

省エネルギーの意義は下記の2つに大別されます。

1. 地球環境への負荷の低減
温室効果ガスの排出を抑制する目的
2. 出費の抑制
エネルギーコストの削減で収支の安定

本稿では特にコストカットを目的とする省エネ手法に重きを置いて情報発信します。

まずはエネルギーの使われ方について考察します。

出典:資源エネルギー庁

【エネルギー需給の背景】
ご存知のようにわが国は油田がないために石油を輸入に頼らざるを得ません。
第二次世界大戦・オイルショック・湾岸戦争・石油価格の乱高下と石油に国の行方が委ねられているのがこの国の実情です。
地政学的にプレートが重なってできている特殊な環境下にある日本にはメタンハイドレードというエネルギーの存在も明らかになっておりますが低コストによる海底からの回収方法の解決など問題が山積しているのが現状でレアメタル同様に他国に依存せざるを得ない状況が続くことが予想されています。

産業分野(製造)
2度に及ぶ石油ショックを契機に1979年に制定された省エネルギー法により現在と比較してGDPが2.4倍になる中で産業部門ではエネルギーの使用量が0.8倍ととても低い水準で抑えられているのがわかります。
スタンドプレイを許さない日本のチームワークと技術サイドによる卓越した研究と努力の成果の勝利と言えると思いますが日本の省エネルギー技術が世界に胸を張れるものであることを物語るグラフとなっております。
産業分野(業務)
一方で残念なことに業務部門に関して言えばこの限りではありません。 会社法の変更に伴い株式会社の設立が緩和され多くの中小企業が産まれるなどの活性化を国の政策として行われた背景から営業所の数と床面積が増え、技術の革新によりPC機器をはじめとした電子機器などの1事業所当たりの利用台数が飛躍的に増えたことにより2.4倍と高い数値になっています。 なにより省エネルギーが進まないのは各営業所に省エネルギーの知財がなく意義も浸透していないために事業所側にコスト削減による収益に対するメリットを明確にしてひとつの事業としてとらえて省エネに取り組むような啓蒙活動が必要だと考えます。 地球の為や環境の為、社会の為ではなく会社の為・社員の為という図式を明解にしてインセンティブなどを支給することでメリットも可視化する必要があります。
運輸分野
各メーカーの努力による燃焼効率や車体の軽量化・タイヤの進化などの成果で燃費は飛躍的に良くなっているものの宅配ビジネスが一般化したことによる取扱量の伸びには追い付かないのが現状で1.7倍となっておりますが更なる進化が相まって下降傾向にあります。
家庭分野
快適な環境を求めるがための家電製品の利用や既婚率の低下による単身住居の増加などにより2倍のエネルギーが使われるように変化しています。
国としては省エネ法により多くの電力を必要とする大企業の工場や店舗について一定の削減義務目標を掲げることによりコントロールして抑制してきました。
企業もこれに応えて自社の利益よりも社会貢献を美徳として対応してきました。
縛れていないのが使用量は少ないが圧倒的に数のいる「業務部門」「家庭部門」という大集団になり全体の6割を占める数がコントロールできない状態になっているのが現状です。

これに対して国の政策として安部政府は2030年までに2013年比で26%の削減を行うと宣言をして国として本気で省エネに取り組む姿勢のあることを内外に発信しました。

省エネルギーの促進を目指す企業や家庭を後押しするために政府は助成金その他の政策を行いますが専門的分野の為に理解が難しく業務優先になり進まないのが現状です。

省エネに関心があっても何をすればいいのか誰に依頼すればいいのかがわからずに効果が不明確な高額な機器を購入したりして失敗を重ねるマイナス要因から省エネに対して後ろ向きになってしまっているケースも多々見受けられます。

省エネルギーを促進を担当するサードパーティーの充実がこの国の省エネルギーの未来を左右すると使命感を持って弊社は取り組んでおります。